不登校の子の父親である公認心理師が語るブログ

不登校の我が子の出来事を、父親かつ教育現場で働く公認心理師の立場からお話します

スマホが欲しい

不登校の我が子、校長面談も無事終え、中2も終わりに近づくころ、「スマホが欲しいなぁ」と。 今は、ほとんどの中学生がスマホを持っているようですね。 我が子は、不登校だったので、「連絡する人いないじゃん」ということで、スマホを与えていませんでし…

専修学校に連絡してみる

我が子も進学したい気持ちは大きいので、進学を希望している専修学校に行って、話を聞きたいという要望が強くありました。 やはり、「進学」というものは、子どもにとっても大きい影響を与えるのもですし、我々親にとっても、チェンジするきっかけになるので…

校長面談来る

何はともあれ、不登校の我が子、中2の冬休みを終え、中2の3学期を迎えました。 3学期はかなりコンスタントに相談室登校するようになりました。 そんな中、またしても学校から電話が。。。校長面談かな?と思って出ると、そうでした。「またですが、進級…

成績表がオール1に

話がちょっと前後してしまうのですが。 不登校の我が子が、ボチボチと相談室登校+部活を始めると、登校していることになるのですね。 相談室に出席表のようなものがあり、そこに生徒が氏名と時間を記入してから入室するルールになっているようで、そこに名…

再び、年末年始は実家に行かない

不登校の我が子の中2の年も暮れてくると、「年末年始をどうするか?」となりますね。 中1の時の年末年始は母親の実家には行かず、とりあえず父親の実家だけは行くことができました。 今年は? 不登校の我が子は、「両親の実家には行かない」と意思表示をし…

英語の自主勉強を開始する

専修学校の高等課程に進学したい。 という目標が生まれたことにより、入試をなんとかパスしよう。という具体的な目標が設定されました。 しかし、「英語の試験がある」というのは、かなりのハードルです。さすがに0点はまずい!せめて3割程度でも…努力の証…

不登校児を受け入れる専修学校の専門課程があった

高等課程がある専修学校のパンフレットを取り寄せてみました。 すると、不登校の生徒を積極的に受け入れているコースもあるではありませんか。 それ以外にも、美術を専攻する高等課程もあります。CGも学べるコースがあります。 不登校の生徒を積極的に受け入…

専門学校に入るには、高卒程度の資格が必要・・・

不登校の我が子も中2となり、「進学」というものが我が子の意識にも上ってきました。 しかし、中1の時に3日間しか登校していない我が子。成績は「評価不能」です。授業も受けていないし、テストも受けていない。「オール1」ではなく、成績がつかないんで…

もっと上手くなりたい。だから学びたい。

CG加工にはまっている不登校の我が子。 学校に行っていない時間のほぼすべて、CG加工に没頭していることもあるようです。 我が子はAD/HDの傾向があるので、Youtubeを見ているときは立ったり座ったり、猫を撫でに行ってみたり、麦茶を飲んだり。すっごく動き…

作成したCGや動画の評価を求められる

不登校の我が子、学校に行かずGimpを使って「ゆっくりキャラ」をCG加工して楽しんでいます。本当に楽しいらしくて、その数もどんどん増えていきます。 特に、自信作ができたときは、パパの私に「どうよ。結構頑張ったよ。こことここがこうで・・・」と説明し…

動画編集のための画像加工が楽しい

不登校の我が子、中1の秋から始めた動画編集とyoutubeへのアップロード、続けています。 中2の秋には、「Youtube投稿開始1週年」と喜んでいました。「いやあ、続いているな~」と我が子は自分自身に関心していました。私たち親も、その頑張りをほめました…

1泊くらいなら一人で留守番も大丈夫

下の子は夏休みに家族でキャンプがしたいと。 でも、テントとかではなくて、ロッジに泊まってBBQと川遊びがしたいと。 そんな都合のいい所、あるわけな・・・ありました。あるんですね、今は。 ということで、不登校の上の子が中2の時、家族で泊まりに行こう…

相談室も悪くないようだ

初めは部活に行ってみようかな、ということから始まったのですが、部活ついでに相談室にも行くようになりました。 直接の理由は、部活が始まる時間が日によって違っており、うまい具合に参加できないことが起こってきたからです。 我が子から話を聞くと、相…

不安定ながら相談室→部活の登校をしている

相談室→部活への登校も、最初は週に3回行ったかと思うと、まったく行かない週もあり、安定していたわけではありませんでした。 まあ、そこは「子どもにおまかせ」でした。 最初は、「おっ、今日は学校に行ったんだ」と喜んだり、「今日は行かなかったんだ」…

部活動がきっかけに

「部活に行ってみようかな~」(我が子) 「ん、はい?」(私) 「そうだね、いつ行ってもいいということだし、行っていいんじゃない」(私) 「ジャージでいいかな」(我が子) ちょっと調べてみると、部活動はジャージですることになっているようだ。 「ジ…

担任の先生によって違う?

我が子が中学2年生となり、担任の先生も変わりました。 校長面談で、「今度は経験のある先生が担任につきますよ」と言われていたので、どっちかなー、いい方に出るといいなー、と思っておりました。 1年生の担任の先生は、とってもいい人なのですが、しっか…

校長先生との三者面談がありました

年も明けて、ボチボチ2年生かな、と思っていたころ、担任の先生から連絡が。 「進級にあたって校長面談があります。いつなら来られますか?」 そうなんですねー。知らなかったー。まあ、確かに学校の先生としての気持ちは分かります。何もしないで、「はい、…

「学校に行かなくてもいい」の基本はあくまで「子どもにおまかせ」

私は、これまで何度も「学校に行かなくてもいい」と言ってきました。 我が子が「学校に行きたくない」となった時、最初はなんとか説得を試みました。しかし、頑として「学校に行かない」という我が子に、私は、「わかった。でも行きたくないということを、し…

親の親の理解を得るのは難しい

なんだかんだと、結局安定して不登校をしていると年末に。 いつもでしたら、年末は妻の実家に戻り、年始は私の実家に戻り、と子どもを連れて移動をしていました。子どもはお年玉がもらえるので、喜んで行っていましたが。 今年はどうしようかとなりました。 …

安定して家で過ごすのはいいですが、運動不足が…

もうすっかり不登校も安定してきました。 平日の日中も、家の中に我が子がいることは当たり前、自然になってきました。我が子は画像を加工したり、動画を作成したり、ゲームをしたり、yuotubeを見たり、猫の世話をしたりして過ごしています。 どうせ家にいる…

ほとんど外出しない

登校しなくなってからは、我が子はコンビニに行くこともあまりなくなりました。 不登校になって最初の方が、土日であればコンビニにアイスを買いに行ったりしていましたね。面倒くさいというのもあるでしょうが、やはり後ろめたさから外出が億劫なのかなと感…

友達はありがたい

さて、我が子が不登校になって、なんだかんだと数か月。我が子は日々の動画作成に夢中になっておりました。もちろん、ゲームもやっていましたけど。 そんな中、小学校以来の友達が土日などに時々遊びに来てくれます。小学生の時から、我が家に来て、リビング…

動画作成に夢中になる(でもYoutuberにはならないそうです)

ゲーム実況動画を作成して、Youtubeに投稿するようになった我が子。 作成途中の動画を見せてくれたり、アバターになる「ゆっくりキャラ」を見せてくれたり。新しいことを見つけると、「こういうこともできるんだよ」と報告してくれました。もう、この時点で…

子どもが動き始めた

「不登校でもいいよ」「学校に行かなくてもいいよ」と、かなりゆったりと、親子とも思えるようになりました。 何はともあれ、楽しく親子で家で生活しているというのは、いいですね。家にいると、心のエネルギーが補充される。これは大切です。 そのように安…

楽しく不登校する

不登校というと、「つらい」「ひきこもり」というワードを連想する。それは、不登校となった子の親のみならず、当の子どもも感じている。人間(人の間に生きる人)としては、当たり前の感情です。しかし、不登校であっても「それも当然」と、かなり自然に思…

それでも外の世界とつながって欲しい

フリースクールへの促しがひと段落しましたが、やはり、親としては少しでも外の世界とつながっていて欲しいと願う。 そこで、母親である妻が見つけてきたのが、田んぼを借りて稲を育てるというもの。NPO団体が主催しているもので、田んぼの一部を各家族が少…

子どもはどんな生活をしてるのか

さて、学校にも、相談室にも、フリースクールにも行かない。となった我が子。 どんな日常になったかというと、 6:45 起床 7:30 朝食 8:00~ youtube鑑賞、TVゲーム 12:00 昼食 13:00~ youtube鑑賞、TVゲーム 19:00 夕食 以降のyoutube+TVゲームは禁止 9:30 …

期待するとがっかりする

フリースクールの見学ができなかった日。 仕事から帰ってきた母親である妻が、「どうだった」と私に尋ねました。 「うん、行かなかったよ。駅まで歩いては行ったけどね。」(私) 「まあそうだろうと思った。それでも、駅までは行ったんだね。」(妻) 「う…

子どもこそ、不登校であることに劣等感や罪悪感を感じている

フリースクールに結局行かなかった日、近所の方の視線を受け、とても辛そうだった我が子を見て、考えました。 子どもこそ、学校に行かないことを「いけないこと」「ダメなこと」と感じているんだと。 Erikson,E.Hのライフサイクル論によれば、児童期の発達課…

再び、子どもにおまかせ

フリースクールを見学しに行く日がやってきた。 朝、子どもを起こしてご飯を食べる。 「どうだろう。大丈夫かな。あまり刺激しないように『行こう』と言おうかな」と、おっかなびっくりだった。父親である私の声のかけ方ひとつで、子どもの返事の方向性が変…