不登校の子の父親である公認心理師が語るブログ

不登校の我が子の出来事を、父親かつ教育現場で働く公認心理師の立場からお話します

親の親の理解を得るのは難しい

なんだかんだと、結局安定して不登校をしていると年末に。

いつもでしたら、年末は妻の実家に戻り、年始は私の実家に戻り、と子どもを連れて移動をしていました。子どもはお年玉がもらえるので、喜んで行っていましたが。

今年はどうしようかとなりました。

妻の実家の方は、妻の父が「子どもが不登校になったのは母親(=私の妻)のせいではないか。仕事をして育児に集中していないからではないか」というような非難を妻に浴びせていたようです。

最初の頃は、妻は涙を流していました。「仕事をしていると育児がいい加減になる」、まだまだこんな考えをしている中高年男性がいるんですよね。「嫁さん」となった女性は、この壁に一人で立ち向かっているのですね。妻の父はいい人なのですが、こうした部分が非常に保守的です。妻曰く、「自分こそ妻(=妻の母)にさんざん働かせて、子ども(=私の妻)の育児を母親(=妻の祖母)に任せていたくせに、よく言えるものだ。しかも、妻(=妻の母)の方が企業の役員となって自分より高給取りになっていて、おかげで生活できているのに、ふざけるな!」と超激怒していました。「これ以上言うなら、おまえこそ妻を働かせてしかも妻の方が高給取りになったくせに」と言ってやると。

「うん、言っていいんじゃない。」と私も同意。妻は怒り心頭で、我が子が中1の時の年末は妻の実家には戻らないことにしました。

さて、私の親はというと。私には「どうなんだい」と様子を聞きますが、意見することはありません。そもそも、私の兄も弟の私も、進学については親の期待に背いてでも、自分の意見を通し続けました。まあ、親が意見したところで…従わないし、という気持ちもあるのでしょうか。

ともあれ、私の実家の方がストレスがないので、年始には行くことに。不登校の我が子も、お年玉欲しさもあってかな?1泊ですが、行きました。

まあ、元気に楽しそうでした。兄夫婦は不登校に対して理解があるので、ストレスはありません。

年末は、家族4人だけで過ごしましたが、これはこれで楽しかったです。