不登校の子の父親である公認心理師が語るブログ

不登校の我が子の出来事を、父親かつ教育現場で働く公認心理師の立場からお話します

英語の自主勉強を開始する

専修学校の高等課程に進学したい。

という目標が生まれたことにより、入試をなんとかパスしよう。という具体的な目標が設定されました。

しかし、「英語の試験がある」というのは、かなりのハードルです。さすがに0点はまずい!せめて3割程度でも…努力の証を示さないと…

ということで、パパとの勉強が始まりました。

とりあえず、中1の基礎中の基礎がわかる英文法の参考書を購入。我が子は英単語も知りたいというので、中学で教わる基礎中の基礎の英単語帳も購入。ある程度の英単語と英文法が分かれば、英文読解はある程度可能になります。

毎日、夜9時から、我が子とパパで英語の勉強を始めました。

楽しいことではないので、集中力が続きにくい事が予想されました。そのため、「どこまで終えたら、今日の英語の勉強は終了」という、見通しを最初に伝えるように心掛けました。どこまでやれば終わるのかの見通しがないと、途中でソワソワしてしまうからです。今日はどこまでやるかも、一方的に通達するのではなく、我が子にも意見を聞いて、それを尊重しました。自分で決めたことはやるからです。

また、少しの誤りは指摘せず、むしろできたことを褒めるようにしました。中学入学前に通わせた英語塾が嫌になったのは、一つの事を完璧になるまで反復練習させたからです。飽きてしまうのです。なので、1回学んで復習。次回は、前回の復習をちょっとしてから、本題に。本題をやったら、直ぐ復習。というパターンで進めました。

完璧に覚えるのではなく、ある程度理解したら先に進むようにしました。先に進んでいないと、「やれている感」が湧かないですからね。

最初は15分くらい、調子が乗っていると30分くらいです。飽きが来ると10分で切り上げることもありました。まずは、継続して英語を勉強することが大切だと思ったからです。

 

専修学校への入学という目標があるせいか、続きました。やる気になればできる。そうなんですよね。

でも、時には、動画の編集が佳境になっているので、「今日は英語パス~」ということも、あります。これは許しましたね。しっかりと話を聞いて、明日は必ず英語の勉強をする、と約束しました。その約束は守ってくれましたね。

どこまで英語の試験問題が解けるようになれるのか、難しいとは思いますが、まずは継続すること、これを私(パパ)の目標としました。