不登校の子の父親である公認心理師が語るブログ

不登校の我が子の出来事を、父親かつ教育現場で働く公認心理師の立場からお話します

スマホが欲しい

不登校の我が子、校長面談も無事終え、中2も終わりに近づくころ、「スマホが欲しいなぁ」と。

今は、ほとんどの中学生がスマホを持っているようですね。

我が子は、不登校だったので、「連絡する人いないじゃん」ということで、スマホを与えていませんでした。小学生から「キッズ携帯」はきょうだい用にあったのですが、これは親との連絡に限定されていました。

スマホは「友だちとLINEしたいから」必要なわけです。そもそも、パソコンは専用機を我が子に与えているので、ネットやYoutubeの使用をスマホでしたいわけではありません。

確かに、最近は相談室登校しているから、そこでの友だちともLINEしたいだろうし、科学部の友だちともLINEしたいだろうし、週末に我が家に遊びに来るその友だちとLINEしたいだろうし。

週末、友だちが我が家にいつ遊びに来るか、事前に分かっていた方が、私たち親も対応しやすいですし。

また、部活の開始時刻もコロナもあってよく変更になるので、そのあたりの連絡も友だちからLINEで情報が得られるし。

まあ、我が子的には、LINEでゲームトークしたいみたいですが、それもいいでしょう。そのかわり、「LINEは夜9時まで」「スマホはリビングに置いておく」をルールにしました。

 

結果、便利ですね。春休みの部活の状況などは、友だちからLINEで情報が得られました。週末、遊びに来たいというのも、事前に分かるので対応が楽になりました。

しかし、我が子は、パソコンがあるせいか、スマホを放っておくことが多く、LINEの返事が「翌日…」なんてこともざらです。まあ、それで怒るような友だちではないですからね。時々、ゲームトークして楽しんでもいるようです。

親とも、「○○買ってきてー」とか、「アイス買いに行っていい?」とか、「スプラ3の情報が出たよ!」とか、日常やパパも一緒にやっているゲームの話とか、LINEするようにもなりました。

 

また、LINEのアイコンを「アドビ・イラストレーター」で描いたりしていました。我が子が「アドビ・イラストレーター」をちゃんと使用したのは、これが初めてかもしれません。使用方法をネットで調べて描いたそうです。やる気になると、できるんですね。ちょっと、感心しました。なぜなら、パパは「アドビ・イラストレーター」を使えないのですから。