不登校の子の父親である公認心理師が語るブログ

不登校の我が子の出来事を、父親かつ教育現場で働く公認心理師の立場からお話します

学校を辞めようと思う

不登校の我が子。GW明け、とりあえず学校に行くと言っておりましたが、結局休んでしまったようです。

GW前にデッサンを学んできたので、その時に書いたデッサン帳を持って帰ってきたのですが、どうもそれが気になって仕方がないようなのです。

「学校のものが部屋にあると、捨ててしまいたくなる!」と言うのですね。

まあ、その気持ちも分かりますが、ではなぜ持ち帰ってきたのか? と思っちゃいますが… まあ、何か理由があったのでしょう。

 

そういうこともあり、「とりあえず学校に行って、デッサン帳を返して帰ってくる」と言っていたのですが…

寝坊して気が付いたら昼前...なので行くのやめたとのことでした。

 

その夜、突如リビングに来て、

「学校辞めようと思う」(我が子)

「なぜ?」(妻)

「学校は美大を目指すための授業で、もっと基礎的なデッサンが学べないから。デッサンは美術教室みたいなところで勉強したい」(我が子)

「でも、高校卒業していないと専門学校に行けないよ」(妻)

「うーん」(我が子)

「通信教育とかもあるけどね」(妻)

「それそれ、通信で高校卒業の資格をとって、デッサンは美術教室で鍛えて」(我が子)

「まあ、自分で調べて考えてごらん」(妻)

 

ということで、子ども自身に調べさせて、考えさせることにしました。

 

「美術教室についても直接行って、やりたいことが学べるのか確認した方がいいよ」(パパ)

 

さて、どうなるのでしょうか。

かなり、早計な感がありましたが、そこの指摘はしないでおきました。

本人がしっかりと納得するように、しっかり下調べをするようには促しましたが、子どもにおまかせすることにしました。