不登校の子の父親である公認心理師が語るブログ

不登校の我が子の出来事を、父親かつ教育現場で働く公認心理師の立場からお話します

いろいろ調べたけど、今の学校に行く

今年の4月に高等専修学校に進学したばかりの我が子(不登校児です)。

「自分のやりたい事を学べない」ということで、学校を辞めようかなと言っていたのですが…

 

子どもは自分なりにいろいろ調べたところ、通信高校は家で勉強をしないといけないので、それは自分には向かないとのことでした。

「家では勉強したくない(絵やイラストを描くのはいい)」

「家では勉強したくないから、通信高校は…やっぱりやめておこうと思う」

「今の専門学校なら授業の単位がちょっと『ゆるい』ということなので、今の学校で高卒の資格を取ろうと思う」

ということでした。

 

とりあえず、今の高等専修学校は「不登校児を対象としたコース」があるので、最初の1年はおおらかに対応してくれるのです。

「せっかく心を新しくして期待して学校に来たのだから、進級させてあげたい」と先生方は考えてくれているのです。進級できたことで自信をもって、学校にもっと来れるようになれるといいなと、配慮してくれているのです。

 

そこに甘えている状態ですが、まずは自分の意志で学校に通う、ということが大切かなと思っています。

 

そんなやり取りの翌日から、週に1回は登校しています。自分で「最低でも週に1回は学校に行く」と決めたようです。

まずはそこからですね。

温かく見守りましょう。