不登校の子の父親である公認心理師が語るブログ

不登校の我が子の出来事を、父親かつ教育現場で働く公認心理師の立場からお話します

専修学校の体験会に行ってきた

不登校の我が子が進学を希望している専修学校の高等課程から、体験会の案内が届きました。

中学校の相談室にもそのポスターが貼ってあり、個別にも案内が来ました。

 

我が子は「また授業を受けたい」ということであったので、体験会に参加してきました。

体験会といっても、美術系の専修学校の高等課程(不登校の生徒を受け入れるコースあり)なので、そんなに生徒が押し寄せることはないだろうと想像しておりました。

 

結果、そうでした。当日は我が子一人での体験だったようです。

前回の授業体験は、本当の授業に入れてもらい、先輩方と一緒の教室で、絵を教えてもらってきました。今回は、マンツーマンでの授業だったようですが、楽しかったみたいです。

 

今回、授業体験も2回目ですし、専修学校を訪れるのも3回目。建物や雰囲気にもだいぶ慣れたようで、気軽に教室に向かって行ったのが印象的でした。

これなら、大丈夫。

授業を担当してくださった先生は、やや年配の女性で、落ち着いていて、ちょっとあっさりしている感じの方でした。そういう感じの先生は、我が子が好意をもつタイプなので、大丈夫だなと思っていたのですが、その通りでした。ストレスなく授業を体験し、スマホカバーのデザインをしたそうです。

  

体験が終わったとの連絡を受けて、迎えに行きました。

入試担当の先生に「募集要項受け取りました。子どもが是非受験したいと言っています。」と伝えました。

「是非、お待ちしています。」(入試担当の先生)

「早く受験したいということなので、12月の『自己推薦』で受験します。」(私)

「いつでも大丈夫ですから。」(入試担当の先生)

 

うん、これなら受験も大丈夫だろうと感じました。

専修学校側も授業を受けている様子を2回観察し、「この子なら指導できる生徒だ」と認識してくれたのではないかと思います。

 

その夜、パパと近所を散歩しながら、入試の話をしました。

我が子は「やっぱり、前回にも授業受けたのが良かったと思う。」と入試合格に手応えを感じたようです。

なるほど、我が子なりに「いかにして入試に合格するか」について、いろいろ考えていたのだなと思いました。今回、2回目の体験授業に行ったのも、合格するためには「体験会に行った方が有利」と判断したからでもあるのでしょう。

 

当初は9月から入試があると勘違いしていましたが、12月もなんだかんだとすぐに来てしまいそうです。

いい結果になることを、本当に願っています。