不登校の子の父親である公認心理師が語るブログ

不登校の我が子の出来事を、父親かつ教育現場で働く公認心理師の立場からお話します

不登校児のきょうだいが学校に行きたくないと言う

不登校の我が子。3歳下のきょうだいがいます。小6です。

その下の子、嫌なことに対する拒否が強く、しぶしぶやろうとしてつぶれそうになる不登校の上の子とは違います。

 

小6なので、もうすぐ卒業。すると、謝恩会で劇をすることになったようです。

しかし、人の前に出て何かをさせられるのをとても嫌う下の子。「絶対ヤダ」と言って、「学校に行きたくない」となりました。最初は「なんだた頭がくらくらする」と言って言い訳を作っていたのですが、学校を休ませて、なんだかんだと話をしていると、謝恩会の劇が嫌で行きたくないということがはっきりしました。

 

コロナのせいもあり、学校の先生も「体調不良」で欠席となると、コロナ感染ではないかどうかを確認しなければならないようです。

私の携帯に担任の先生から電話が掛かってきました。

これまでも、何度か休んでいるので、言い訳せず正直に伝えました。

「謝恩会の劇で人前に出るのがどうしても嫌なようで、それで学校に行かない感じです」(私)

「裏方さんという役割をすることもできるので、その旨を伝えてみていただいて、それなら学校に来られませんでしょうかね。それで、学校に来るように促してもらえませんか。」(担任の先生)

 

その旨を下の子に話すと、とりあえず翌週からは登校するようになりました。

結構、はっきりしています。

しかしまあ、上の子が学校に行っていないのを「よし」としているので、下の子に「行きたくない」と言われると、親としても「行きなさい」とは言えないですよね。

「じゃあ、上の子はいいの?」となりますからね。

なかなか悩ましいですよね。