不登校の子の父親である公認心理師が語るブログ

不登校の我が子の出来事を、父親かつ教育現場で働く公認心理師の立場からお話します

子どもにおまかせ

我が子が学校にやはり行かなかった月曜日の翌日。火曜日も行かなかった。

 

誰かに相談したくなった。私が信頼している先輩心理師に相談する。彼は中学校に1度も行かず、大検で大学に行き、大学院を修了している。

 

私:「実は、私の子どもが学校に行かなくなりまして。先生も不登校だったはずですが、どうだったのですか?」

先輩:「中学には1日も行かなかった。今思うと親との関係もいろいろあったと思う。その時は、テレビだけが拠り所だった。1日中テレビをつけていた。」

私:「私は、子どもに行きたくなければ行かなくていい。行きたくないと言えた勇気を褒めました。父親の私も実は中学校に行きたくなかったのに言えなかったと。」

先輩:「そうですか。あなただからあえて言いますが、自分の期待をかけすぎていませんか。子どものことは、子どもにおまかせしましょう。」

私:「子どもにおまかせ、ですか。」

先輩:「そう。話を聞いていると、あなたの子はエネルギーが強そうですね。大丈夫。子どもにおまかせしましょう。」

 

「子どもにおまかせ。」確かに、それはいいかも。私も、子どもの安全基地になる!って、肩に力が入りすぎていたようだ。それはそれで、子どもに目には見えない影響を与える。少し肩の力を抜いて、子どもにおまかせするか。