不登校の子の父親である公認心理師が語るブログ

不登校の我が子の出来事を、父親かつ教育現場で働く公認心理師の立場からお話します

学校に行きたくない(入学してまだ4日…)

中1は大変です。環境もやるべきことも大きく変化する。それにいきなり対応するのは、子どもたちにとっては大きなストレス。

そんな我が子も、ついに中1となる。入学式が終了し、通常の授業が開始となる。うーん、何か我が子に違和感。

我が家は中学校から遠いので自転車通学。この日は自転車登録をするため、学校まで自転車を押して行かねばならなかったらしい。しかし、家でグズグズしてなかなか学校に行こうとしないので、父親である私も母親である妻も、「さあ行こう」と促す。私は一番に家を出て出勤。

すると、妻から連絡。「学校に行かないって!」

とんぼ返りで家に戻ると、布団を頭からかぶった我が子が。「まあまあ、どうしたんだい」と話を聞くことに。

「遅刻しそうだったのに、自転車を持っていくのを忘れて、戻ってきたけどもう学校に間に合わない。だから今日は行きたくない。」

(妻が私の顔をじっと見つめる。どうしたらいいの?という顔だ)

「そうか~」(私も決意する)「遅刻するのは嫌だもんな。うん、いいんじゃない。今日はお休みしよう。学校の先生にも電話でお話しておくよ。」

その時の、我が子の「ほっとした顔」が印象的だった。今日は金曜日。明日明後日と学校はない。月曜日は…。

(大丈夫だろうか。だいじょうぶだ。ダイジョウブ…と思いたい。)