不登校の子の父親である公認心理師が語るブログ

不登校の我が子の出来事を、父親かつ教育現場で働く公認心理師の立場からお話します

ポケモン新作ゲームをするので早起きしました

目覚まし時計を不登校の我が子に渡して、自分で起きるように仕向けてから、とりあえず8時には自分で起きているようです。

そんなある日、ポケモンの新作ゲームが解禁された日、7時半に目覚ましをセットしていたようですが、6時半に起きてきました。(目覚まし要らないじゃん!)

6時過ぎから6時半に掛けて親がガサゴソと起きだすので、そこで目を覚ましたようです。早くゲームをしたいので、早速起きて来たのです。

うーむ、やはり「やる気(起きる気)」さえあれば、起きられるんだよね。もちろん、1日だから出来たことで、連日はゲームのためとはいえ、難しいとは思いますが。

 

やはり、「純粋に身体的なことから起きられないということではないのだよな」と思いました。もちろん、心理的な側面が起立性調節障害に影響することもあるので、起立性調節障害と言えるのかもしれませんが(注:診断は医師にしかできません)、「我が子の場合は、特に心理的な側面が重要なのかな」と思いました。

こんな時に、「ゲームの時は起きられるんだから、いつも今日みたいに早く起きればいいのに」と言いたくなりますが、、、言ってはいけません。言いたい気持ちを「ぐっと」こらえましょう。

そう言ったところで、翌日から早起きをするようにはなりませんよね。むしろ、子どもは親の「自分に対する不満」を感じ取ってしまうでしょう。子どもによって見た目上の反応は異なるのでしょうが、子どもの心は傷ついてしまいます。楽しみにしていたせっかくのポケモンは台無しになってしまいます。

 

これを書いていて、「具体的には思い出せないけど、そういえば親の一言で『楽しみ』が台無しになってしまった事があった」という自分の感情を思い起こしてしまいました。