不登校の子の父親である公認心理師が語るブログ

不登校の我が子の出来事を、父親かつ教育現場で働く公認心理師の立場からお話します

期末試験は受けられた

専修学校になんとか週1回通っている我が子。

なんとか、期末試験を受けることができました。

 

かなり、かなーり、しんどかったようです。

行かなければならない日の前日、夜遅く「明日、というか今日、学校に行くのめっちゃつらいんだけど」と訴えに来ておりました。

「どうにかしなければならないのは自分だ」ということは、本人もよく分かっているようです。でも、つらい気持ちを「聞いて欲しい」「受け止めて欲しい」のですよね。

「受け止める」のも大変ですけど...

 

試験当日もちょっと遅刻してしまいましたが、最後まで期末試験を受けたそうです。

ものすごく頑張ったのだろうな!

CGを学ぶために専門学校に行きたい。そのためには高卒同等資格をとらなければならない。だから...という気持ちで頑張ったようです。

 

自分が目標とする事を実現する(手に入れる)ためには、何かかしら「向き合ったり」「乗越えたり」しなければならない事が起こります。「向き合うこと」や「乗越えようとすること」はとても大変なことです。それは子ども一人一人、内容も、大変さも、違います。私たちにできるのは、「向き合おう」「乗越えよう」としている子どもに寄り添ってあげることだけです。「先に乗越えて引き上げること」ではないし、「壁を壊してあげること」でもありません。「向き合おう」「乗越えよう」とする子の「大変さ」を受け止めてあげ、心を支えてあげることしかできません。

 

すごく、頑張ったね。