不登校の子の父親である公認心理師が語るブログ

不登校の我が子の出来事を、父親かつ教育現場で働く公認心理師の立場からお話します

不登校児のきょうだいはどうなの?(その3)

不登校をしている我が子の下の子。

小3の時は、担任の先生の連絡不足から「学校に行きたくない」という事態が起こりましたが、その後は安定して学校に通っていました。ほとんど休まなかったのではないでしょうか。

では小4の時は?

小4の時が、上の子が中1で不登校を開始した時期です。

担任の先生との相性もよかったのでしょうか。(下の子は担任の先生の影響をかなり受けます。)ほとんど休まずに通っていたように思います。小1から仲の良かった友だちと同じクラスになったのも良かったのかもしれません。また、新しく仲の良い友だちもできました。放課後にそのお友達の家に遊びに行ったりすることも、よくありました。

「友だちの家でゲームしたよ」とか「お菓子ごちそうになったよ」とか、真夏の時は水鉄砲合戦を何度かして楽しんでおりました。

下の子にとって、小4が最も楽しい小学時代だったように、パパの目には映っていました。

 

若干、そうした流れが変わり始めたのが、5年生になるあたりからでしょうか。

登校班の班長は普通6年生が行うのですが、班編成の都合で5年生の下の子が班長になることになりました。この事に対して、下の子の愚痴が止まりませんでした。私的には、旗持てるから楽しいじゃん。と思ってしまうのですが、下の子的にはかなりなストレスであったようです。最大の問題は新1年生が2名も登校班に入ること。どうやら、新1年生をしっかり守ってあげて登校することにプレッシャーを感じているようでした。

とても真面目なんですよね。軽くいなすことができない性格なのです。真正面から受け止めてしまう。

正直、不登校している上の子よりも、下の子のメンタル面が心配になってきました。