不登校の子の父親である公認心理師が語るブログ

不登校の我が子の出来事を、父親かつ教育現場で働く公認心理師の立場からお話します

運動会の応援に行く

中学校で運動会がありました。

平日なので、コロナ対策でしょうか、保護者の見学はなかったようです。(というか、我が子が運動会に参加しないのは、担任の先生も分かっているので、特に連絡がないので知らないということもありますが…)

では、だれがだれの運動会を応援に行ったのかというと、「我が子が」「相談室の友だちの」「運動会の競技に参加したところ」を、応援に行ったのです。

なので、我が子は運動会には参加していません。しかし、校庭の何処からか応援したそうです。運動会に参加した相談室の友だちは、普通教室にも通っているそうなので、運動会にも参加したんですって。我が子は、そもそも運動が得意でないので、参加する気はまるでなしです。

なかなか、仲がいいですよね。

そうはいっても、運動会すべてを見てきたようではなく、友だちの応援を終えたら、帰ってきました。まあ、やることもないのでしょうから、当然かな。

それでも、相談室以外のところにも、臆せずに行けるのは良いなと思っています。

最近は、科学部の部活にはまったく参加しておりません。単に、楽しくパソコンをいじったり、農作業をしたりするのなら良かったのですが…

いつからか、部での活動を「新聞」としてパソコンで作成するのが、「部活動」のメインになってしまったので、「嫌だー」となってしまいました。

まあ、毎日、相談室に行って、規則正しい生活を送っているので良いのですが。

 

そんな週の土曜日、相談室に来ているのではない仲のいい友だちと、久しぶりに遊ぶ約束をしてきました。

ニンテンドーDSをもって、近くの公園に午後1時に集合」ということで、出かけていきました。午後5時過ぎまで楽しく遊んできたようです。

「ただいまー」と元気に帰ってきました。

不登校の我が子、友だちの存在がすごく大きいのだなと、改めて思いました。

そういえば、中1の最初に「行き渋り」を始めたときも、「クラスに友だちがいないし」ということが「行きたくない」理由のひとつでした。

我が子は「誰とでも仲良くなる」タイプではなく、小学校低学年のころは、「友だちが欲しいのになかなか出来なくて」辛い思いをしていました。昼休みも「友だちがいないので、一人で鉄棒にぶら下がっていた」という話しをよくしていました。

高学年になってやっとできた仲の良い友だちと、中学になることでクラスが分かれてしまったのは、我が子にとって「とても辛い」ことだったのでしょう。そいえば、中学入学前から、「中学校行くのは嫌だなー」と言ってましたね…

小学校は1学年に1~2クラスしかない小規模校だったので、クラスが違うことによるデメリットはほとんどありませんでした。しかし、中学校は1学年10クラスもある大規模校なので、その戸惑いからくる「孤独感」も大きかったのかなと思います。

今は、LINEで連絡を取って、遊びに行けるようになったことが、何よりです。