不登校の子の父親である公認心理師が語るブログ

不登校の我が子の出来事を、父親かつ教育現場で働く公認心理師の立場からお話します

やっと映画を見に行けました(再び相談室の友だちと)

ワクチン接種の副反応のため、「竜とそばかすの姫」の映画を見に行けなかった我が子。「映画に連れて行って~」と言われていたので、いつ行こうかね、と思っていたら、相談室の友だちと映画を見に行くことになったとのこと。

どうやら、LINEで「映画見に行きたかった~」と話していたら、特に仲の良いしっかりした相談室の友だちが、「また見たいから一緒に見に行こう」と言ってくれたようです。さらに話を聞いてみると、前回我が子が不参加となった映画に行く日、そもそも5名中の3名の参加となり、しかもその3名のうち1名が上手く待ち合わせ出来ずに、結局2名で映画を見たそうな。

そこで、我が子を含めて「いざ再度!」となったようです。

 

今度は、みんなの家から自転車で行けるところに新しくできた、ショッピングモールの映画館に行くことになりました。

「映画館のところで待ち合わせなら、きっと大丈夫!」と我が子。うん、多分大丈夫でしょう。約束の土曜日、親は仕事で不在でしたが、自分で時間をみて出かけたようです。(一度、仲の良い友だちと自転車でそのモールに遊びに行っているので安心です)

 

パパが職場から帰って報告を聞くと、

「楽しかった~」(我が子)

「無事みんな集まれた?」(パパ)

「うん。大丈夫だったよ。」(我が子)

「何人で映画見たの?」(パパ)

「4人。一人はお母さんと一緒の子だから、今回はこれなかったみたい。いつも来れる感じじゃないんだよ。」(我が子)

「お昼はどうしたの?」(パパ)

「フードコートで食べたよ。ハンバーガーはすご~く混んでて食べるのをあきらめた。フライドチキンにしたよ。みんな別々に、好きなものを食べたよ。」(我が子)

 

こんな感じで、楽しく過ごしたようです。

なんとなく、相談室の子どもたちの、それぞれの立ち位置が垣間見えた感じがしました。

リーダーシップは我が子と仲の良いしっかりした子、みんなの接着剤の役割を果たしているのが我が子、それからとても素直でおとなしい子など。

一人一人の個性が上手く調和しているから、こうして楽しく遊べているのだなと感心しました。そして、相互に、相手の個性を、批判せずに素直に受け止めている印象があります。

どうしても自分の価値観から他者を評価しがちになるのですが、「まずは素直に受け入れる」、この在り方を見習いたいと思います。