不登校の子の父親である公認心理師が語るブログ

不登校の我が子の出来事を、父親かつ教育現場で働く公認心理師の立場からお話します

相談室に新しい友だちができた

中3になってから、安定して相談室登校を続けている我が子。

先日、「相談室によくお話しする友だちができたんだ。」とのこと。

これまでの、小学校からの友だちとは別に、相談室で出会った生徒の中で、気の合う子がいて、お話しをしているうちに仲良くなってきたそうです。

 

本当にいいことですよね。正直、親としてもとてもうれしかったです。

 

確かに、我が子は今の中学校の普通教室に登校する気はさらさらないのですが、「友だちとは遊びたい」と常々言っていました。

フリースクールを勧めたときも、新しい環境に怖気づいてしまうのももちろんありましたが、これまでの友だちと別れてしまうのが嫌だということもあり、「フリースクールには行かない」ということでした。

 

そういえば、これまでは「相談室に行っても、やることがない」「だから、写し絵をするので、原画を印刷して」ということが多かったのですが、最近はそれがなくなったな~

なるほど、友だちができてお話しすることとが楽しいのかと、納得しました。

相談室に来ている生徒同士で話ができる、というのは大切なことですね。それができる環境の相談室はいいですよね。その雰囲気を作っている相談室の先生の影響もあるのでしょうか。

4月になりたての時は、「新しい相談室の先生は、『普通教室に戻るための相談室だから』という圧がある」と我が子は言っていたのですが、最近は「そうでもなくなった」との事です。

若い先生みたいなので、最初は頑張りすぎちゃったのかな。実際に相談室を担当し、我が子の担任の先生などと話し合い、見習っているうちに、変わってきたのかなと推測しています。

相談室ではストレスを掛けられなくなり、ちょっと自由な雰囲気になってきているようなので、良かったです。

 

こうして、相談室に登校することのストレスが減り、友だちとのお話しが楽しくて、むしろちょっと楽しく行けるようになったのかな、とうれしく思っています。