不登校の子の父親である公認心理師が語るブログ

不登校の我が子の出来事を、父親かつ教育現場で働く公認心理師の立場からお話します

相談室利用の目標を記載する必要が…

相談室から帰ってきた我が子。

「相談室を利用するのに書類を書かなければいけないんだってー」

どんな書類かなと思ってみてみると、相談室を利用するにあたっての目標を記載するものでした。

目的であれば、「自宅以外に出て他者との交流を図ること」なのかなと漠然と考えていましたが、「目標」と言われてしまうと「普通教室に行くことを目標としなさい」と強要されているようなプレッシャーを感じてしまいました。文字で示されると、真意が分かりにくいことは多いですよね。

とりあえず、「目標は、毎日、午後2時過ぎに相談室に行き、3時過ぎまで過ごすこと」と書いてみました(親が記入する書類です)。

元々必要な書類だったけども、中2の途中から相談室に行き始めたので、この書類を記入しなかっただけなのか、校長先生が交代したので新しくできた書類なのか。

まあ、学校ですから必要書類だとは思うので、書類を出すこと自体は抵抗感はないのですが、「普通教室に行くこと」を目標に相談室に来ることが強いられたら、嫌だなーという気分にはなっていました。

 

そんな中、「新たに赴任した校長先生と面談してください」という連絡が、担任の先生から入りました。

うわー、せっかくこの間校長先生との面談を終えたばかりなのに。「あのとても理解のある校長先生がもう一年定年が遅かったらよかたのにー」とついつい思ってしまいました。

今度の校長先生はどんな考えを持っている人なのだろう。ちょっと不安を抱えつつも、場合によっては、親が「我が子の不登校や今後についての考え方」を説明し、しっかりと校長先生と話し合う必要があるなと、心を固めました。