不登校の子の父親である公認心理師が語るブログ

不登校の我が子の出来事を、父親かつ教育現場で働く公認心理師の立場からお話します

中2も終了

相談室登校オンリーにした我が子、ほぼ毎日、中2の終わりまで通い続けました。

途中、「午前中から来て、給食も食べたら?」というお誘いも相談室の先生から受けたようですが、お断りしたそうです。

なぜなら、相談室に行っても「あまりやることがない」からだそうです。

相談室に来ている友だちは、朝から夕方まで相談室に来ていて(その子は、人間関係、おそらくいじめが原因で、相談室登校になっている)、勉強をしているそうです。定期試験も相談室で受けているそうです。

我が子は、勉強に関心がないので、勉強のプリントなどもらうようですが、まったくやりません。相談室で行っているのは、友だちとお話しすることと、好きなキャラの絵を描いたり(写し絵などもしているみたい)しているようです。

相談室の滞在時間を短くしているのも、勉強をしないので、他にやることがあまりないからです。それはそれでOKです。

専修学校の入試に合格するには、「"ある程度登校できている"という状況の方が有利かな」という考えもあって、相談室登校をしているという打算もあるのです。

そのように、打算できることも大切だと私は思っています。

相談室に登校しているのだから、勉強しないといけない、となると大変窮屈になり、相談室に来れなくなる生徒が生まれてしまうでしょう。

もちろん、勉強したいのに教室に行けないという生徒もいるでしょうから、その生徒に勉強を保障することも大切です。その意味では、学校の先生方は本当に激務のなか、一所懸命にやっているのだと感じました。もっと先生の数を増やして、余裕のある勤務体制で教えられるような環境になるといいのに、本当に感じています。